鼻の下が痛い…

日常
音母ちゃんのプロフィール
この記事を書いた人
音母ちゃん

職業:主婦、看護師
男の子2児の母。長男が知的障害。その他、自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害、発達性協調運動障害も指摘される。
遊びの中で発達を促そうと独学で保育士免許を取得する。

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知的・発達障害をもつ小学4年生の息子。
言語発達遅滞のため、現在も言語訓練に通っている。
彼は自分が考えたこと、思ったことを自分の言葉で一生懸命伝えてくれる。そして一生懸命に行動に移す。

花粉症ぎみな息子は今日も私に教えてくれる。
「ここ、痛い。」と。鼻水がよく出るため、鼻の下が赤くなっている。
私は「鼻水がたくさん出るからね。赤くなってるよ。ニベアを塗っといで。」と息子に言った。我が家では乾燥による皮膚トラブルにはほとんど青缶のニベアを塗っている。顔の保湿剤として、よく使用するため息子はニベア缶が置いてある場所も知っているし、いつもも「塗っといで」と言えばちゃんと塗ってくる。

…はずなのだが、今日はなぜか、もどってきた息子からなんだかフローラルな香りがする。
私「あれ?ニベア塗ってきた?」
息子「うん」 
目がうんと言っていない。
隣にいた夫「あれ?ニベア今日なくなってたから缶捨てたよ?」

私も夫も?が飛ぶ。そして、いつもここから推理クイズが始まる。
今回は「何」を塗ったのか。

彼は確かに洗面所に行ったのは間違いない。
洗面所にある「何か」を塗ったのだ。

私「何色のやつ(容器)塗ってきたの?」
息子「黄色!!!」

ニベア缶を知っている人は彼はニベアを塗ってこなかったのはおわかりのはず。なぜならニベア缶は青色だからだ。

洗面所、黄色、フローラルの香り、クリーム これらのキーワードから私も夫も推理をする。
今回は答えは簡単。「それは、ワックスだわ!!!」と夫と2人で突っ込みを入れる(笑)。そう、整髪剤を鼻の下に塗った息子でした。

ニベア缶がなかったから代用できるものがないか、彼の中で一生懸命考えたのだろう。

彼は自分で考え行動している。なければ、次どうするべきかを自分で身につけようとしており、彼の一つ一つの小さな成長が私にとってはとても嬉しいことなのだ。

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看護師母ちゃんと障がい児の生きる道
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