言語聴覚士さんとの再会

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音母ちゃん

職業:主婦、看護師
男の子2児の母。長男が知的障害。その他、自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害、発達性協調運動障害も指摘される。
遊びの中で発達を促そうと独学で保育士免許を取得する。

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今日はとても嬉しいことがあった

知的・発達障害のある長男は小学4年生。
言葉の遅れがあったため、総合病院の主治医に言語聴覚士による言語訓練をすすめられ、3歳の頃から現在に至るまで2~4回/月、民間病院に通っている。かれこれ6年。

今日もその日。
この6年の間に言語聴覚士さんも3人変わった。
初めてのことには異常に拒否が強く、慣れるまでには人の何倍も時間がかかる長男。初めは嫌がる長男を連れていくだけでも私にとっては荷が重たかった。

でもその導入をうま~く対応してくれたのが初めに担当してくれた言語聴覚士さん。長男もすごく慕っていたけど、事情があり担当が交代。3~4年会えてなかったが、今日はたまたま担当してくれることに。

成長した息子との再会に「大きくなったね!!『オネガイシマス』もはっきり言えている。泣きそう。」と喜んでくれる。

言語訓練も「サ行は完璧。今日はザ行をやりました。こんなに落ち着いて発音練習ができる日がくるなんて。」と。
そうですよね。先生が見てくれている時は、『オネガイシマス』も『#△¥×〇@ス』で、言えてなかったもんな。一人では実施できないから、訓練受けている部屋に一緒に同席していたし、ウロウロとするのを一生懸命捕まえにいっていたな…。今は一人で受けられて、発音できるものが増えているのだ。ああ大きくなったなぁと私も感慨深くしみじみ思う。

こどもの成長と発達は普通だったら当たり前のことかもしれないけど、長男の成長と発達は本人の人一倍の苦労と、長男に関わってくれている方たちの尽力がかたちになったもの。

こうやって寄り添ってくれる方たちのおかげで、今があること。一人ではきっといっぱいいっぱいになっていたことが、皆に支えられてここまでこれたのだなと幸せを感じる。

5月病なのか天気と同じようにどんよりしていた私の気持ちも、先生の笑顔に元気をもらった一日だった。

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看護師母ちゃんと障がい児の生きる道
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