私のブログのサブタイトルであるケセラセラ~なるようになるさ~は、同じ悩みを抱える親御さんたちに伝えたいことでもあり、自分自身に言い聞かせるためにつけた表題でもある。
「なるようになる」そう思えば気持ちは楽になるのだけど、気持ちに余裕がある時と切羽詰まっているときでは同じことが起きても許せる時と怒れてしまう時がある。
今日の私の噴火。
放課後等デイサービスから帰ってきた息子。放デイではやれる範囲で指導員さんが指導しながら宿題をやってくれる。漢字、計算、音読が宿題になっており、宿題カードにそれぞれできたか〇をつけるところがある。
しかし、今日はその〇がいびつ。音読を苦手とする息子は、一緒に指導員さんとやっていないのに「△△さんとやった」と嘘をつく。
普段から私は「嘘をつくな」と散々言っている。
「じゃあ△△さんに聞くね。」と私が言うと、段々と知恵がついてきた息子は本当には聞かないだろうと考え「いいよ。」と言う。
本人が言っていることがもし事実なら私は謝らなければならないし、もしも息子が嘘をついていたのなら嘘をつくのが当たり前な人間になってほしくないので、私は本当に放デイのスタッフさんに聞いた。
返ってきた返事は「音読はしておりません。」と。
「なんで嘘をつくの?」と私。「わからないー!!」と息子。
「やったの?やってないの?」と私。「やってないー!!」と泣きながら息子。
「嘘をつくことがいけないの!!」と私。段々とヒートアップする。
上手く読字できない息子が音読に怒りをぶつける。彼の気分が乗ってない時の宿題は本当に災難だ。
そしてスイミングに行く時間が来る。「急いで行くよ」と言うと、息子が先に車に入る。私が入ろうとした瞬間車の中から鍵をわざと閉める息子。5月に入ったとはいえ冷たい雨の中、鍵を閉められ外に立たされた私はとうとう噴火。「いい加減にしなさーい!!」と…。
スイミングに行く時間は終始無言。
段々とプールの水で怒りが冷めてきた私たちは水の中で「ごめんね。」と言い合う。一緒にプールに入る時間は息子と向き合える大切な時間。
母もまだまだこどもなのさ。
そんなこんなで、まだまだ「看護師ママと障がい児の生きる道」はつづく。