言葉の遅れ

障がい児
音母ちゃんのプロフィール
この記事を書いた人
音母ちゃん

職業:主婦、看護師
男の子2児の母。長男が知的障害。その他、自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害、発達性協調運動障害も指摘される。
遊びの中で発達を促そうと独学で保育士免許を取得する。

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知的・発達障害をもつ長男(小学4年生)は言語発達遅滞があり、現在も言語訓練に通っている。

語彙数は同じ年齢の子に比べ少なく文章の組み立ては苦手発音不明瞭。よく関わる親、家族、先生でも時々聞き取れず、「もう1回言って?」と尋ねることもある。2回3回聞くこともある。

保育園、小学校低学年の頃の会話は
私「今日は何やったの?」→息子「わからない」
私「今日の給食は何が出たの?」→息子「ごはん」
私「今日は何が楽しかった?」→息子「楽しかった」 
一問一答形式な会話で、そこから膨らまない。育児書には開ける会話をしようとよくあるが、選択肢がたくさんある質問は「わからない」の一言。何が楽しかったかと聞くとオウム返し。保育園、小学校での様子は先生に聞くしかわからなかった。

4年生になった息子。
今も学校生活での出来事は先生に聞かないとわからないことがほとんどだが、帰宅すると「今日遊ぶー!」と自分のやることを自ら報告できるようになる。
母「誰と遊ぶの?」→息子「○○くん!△△くんは来ない。病院。いない。」
と、質問に対して△△くんはいないことやその理由を教えてくれるようになる。

1年生の登下校時に、周りの子に「何話してるかわからない」「英語?」「意味わからん」と悪気なくいわれてしまうこともあった。
でも、彼はちゃんと彼のペースで成長している。今も道半ばではあるが、着実に進んでいる。

1~2週間に1回、言語聴覚士さんとの言語訓練での特訓の成果ももちろんだが、友達と関わりたい」という彼の強い気持ちがどんどんと言葉になっていったのだなと思う。

親ができること
日常生活の中でたくさんの言葉を浴びさせてあげよう!!言語的コミュニケーションだけでなく、写真を活用したり、表情、ジェスチャー、声のトーン、視線といった非言語的コミュニケーションでの表現も活用してみよう!!


もちろん余裕があるときでOK!楽しく過ごしていたら親も子も自然とたくさんの言葉と表情にあふれます。
それに、子どもはちゃんと自分の強い意志で覚えようとしていますゆっくり焦らずのんびりいきましょう。

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