スモールステップで

障がい児
音母ちゃんのプロフィール
この記事を書いた人
音母ちゃん

職業:主婦、看護師
男の子2児の母。長男が知的障害。その他、自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害、発達性協調運動障害も指摘される。
遊びの中で発達を促そうと独学で保育士免許を取得する。

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知的・発達障害をもつ長男定型発達(発達障害を持たない)の次男
2人とも私の愛する大事な子。それは日々こどもたちにも言っている。

ただ、ついつい怒ってしまうのはやはり長男…。
同じことをやるにしても、2回3回言って理解・習得できてしまう次男100回言ってできるかできないかの長男。自分に余裕がないと、何度もルーチンのように聞いてくる長男に「もうー!!何度も言わせないで!」と怒ってしまうことも時々…。そして反省。

例えば
「帰ったら手を洗いなね。」のよくある言葉。

次男→母が言わずとも、帰ったら石鹸で手を洗う。タオルで拭く。

これが「帰ったら手を洗いなね。」の私がしてほしい行動。では、長男の場合どうか。

長男→母が言って洗いに行く。指の先端を0.5秒濡らす。タオルで拭かない。

彼の「手を洗う」=「指先を濡らす」なのです。

*「手を洗う」を習得するためには?
「手を洗う」を細分化します!
手首まで濡らす→石鹸をワンプッシュする→ゴシゴシする『ゴシゴシ~♪親指もゴシゴシ~♪手のひらもゴシゴシ~♪』と母歌う→泡を流す→タオルで拭く 

さらに効果的にするなら、視覚化。隣で一緒にやる、絵が上手なら↑の細分化したものを図にして洗面所に貼るなど、見てわかるようにするとgood!

定型の子が習得する一つの動作が、知的・発達障害がある子にとっては、その「一つ」が大きな壁なのです。彼らは何倍も何十倍も努力しています

大きな壁の手前に小さな階段をつくってあげれば、いつかはその壁に到達する。
スモールステップは、達成するごとに自己肯定感が生まれてきます。

スモールステップで楽しく過ごしましょう♪

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