知的・発達障害をもつ息子は小学4年生。
とにかく学校での出来事が息子を通してだと、ほとんどわからない(笑)
以前に比べたら、説明できるようになってきてはいるものの、事実と違うこともしばしばある。
謎解きをするように学校での出来事を確認している。
実際の様子は懇談会や授業参観で把握するが、そんな機会もコロナ渦で減り、もっと息子の学校生活に近づきたくて今年度PTA役員をやることになった。
多様化するこの現代にPTAの必要性は賛否両論あるが、やり始めて3か月、私のPTAのやる意義はちゃんと進捗している。
・学校に行く機会が増えたことで、こどもが喜ぶ。
実際には保護者の負担軽減のため会議数は減らしているため、頻回に行くことはないが、お母ちゃんが学校に来ることや学校に関わっていることが嬉しいようだ。こどもも学校に行く楽しみが増えた。
・学校に関連した仕事をすることで、こどもが興味を持つ。
私が作成した広報誌を見て「お母ちゃんがパソコンで作ったやつだよ。」とお便りを持ち帰ってきてくれる。写真に写っている人や活動やこどもが感じたことを話すきっかけとなっている。
・私自身の体験として学校の取り組みを知ることができる。
百聞は一見に如かず。学校がやっていること、PTAや地域が支えてくれていることを知る機会となり、いかに自分の知らないところで多くの人たちがこどもたちのために動いてくれているかを学べる。
・先生との関係づくりができる。
息子の母親である私の人となりを知ってもらえる。先生の人となりを知れる。ちょこちょこ学校でトラブルがあるが、そんなときでも話が通じやすい。
・年齢を問わない「繋がり」できる。
先輩ママから貴重な話を聞くことができる。実は同じ悩みをもってPTA役員になったという人も多々いる。この歳になってからも仲間が増える。
冒頭にも書いたが、PTAの存在意義には賛否両論ある。
私も働いているし、否定的な意見もよくわかる。ただPTA全てが悪いものではない。
必要なのは多様化する現代に見合うように改革していくこと。
私の尊敬する、ある女性PTA会長が言っていた。
「私がPTA会長でいいの?!と不安なことはあるけど、『頼まれごとは試されごと』よ。嫌だなって思いながらやるか、何かを得たいとか楽しんでやろうと思ってやるかで結果は違うよ。」と。
彼女の息子さんは、私の息子が小学1年生の時に班長をやってくれていた。
面倒見が良く、周りからも信頼され、学級代表をやるような子。
こどもは親の姿を見て成長していく。
私もそんな親でありたいと思いながら、色々と考えさせられる日々。
今日も頑張るぞー。