「口の筋肉も未発達」~言語発達遅滞~

障がい児
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音母ちゃん

職業:主婦、看護師
男の子2児の母。長男が知的障害。その他、自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害、発達性協調運動障害も指摘される。
遊びの中で発達を促そうと独学で保育士免許を取得する。

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発達・知的障がいをもつ息子は小学4年生。

言語発達遅滞がある息子は発音不明瞭で、親の私でも「なんて言った?」て聞き返すことがある。今はずいぶん聞き取れるようになったが、今まではほとんどの言葉でそのような状況であった。

今日は発音不明瞭に対してのトレーニング法。

息子の場合は、口がよくぽかんと空き、よだれがよく出ていた。
それを見た医師はすぐさま「この子は口の筋肉も未発達だね」と言った。

ほう!!口の筋肉か!!と驚き。

じゃあ、口の筋トレをすればよいのだなと単純に考えたいところだが、実は大事なのが、体幹のトレーニング。
人間のからだは体幹→四肢(手足)→末梢(指先・足先)と発達していく。いくら指先、足先のトレーニングをしても体の幹がしっかりしていないとからだの先は鍛わりにくいのだ。

そして口も同様。
医師から言われたのは「まずは体幹を鍛えよ。それと同時に言語訓練で口も鍛えよ。」と。

ちなみに発達障がい児は体幹が弱く、そもそも体の使い方がわからない子が多い。

では、体幹を鍛えるって?!疑問に思うが、外でアスレチックやいろんな遊びをすること。そうすれば自然と鍛わる。おうちの中が好きな子はゴロゴロ遊びなどでも充分。
その中でもトランポリンや水泳はよくすすめられた。何より楽しく体を沢山動かすことが大事。

そして口の体操。

口を膨らます、つぼませるの繰り返し運動。
舌の運動は、①舌を上下、左右に出す練習 ②舌をぐるっと回す練習 をそれぞれ5回程度。

やれたらいいですよね!!

しかし、我が家は幼少期にまともに口の体操はやってくれなかったのが現実。そうそれが現実なのだ…。

そういう時は遊びや普段の生活に口の筋トレができるものを練りこむ。

よく使ったアイテムは

ストローと吹き戻し笛(ピロピロ笛)、シャボン玉!

ジュースをコップで飲む時に、たまにはストローを使って飲むことで口の筋トレになる。お上品ではないけど、家の中であればブクブクとやるのもこどもにとっては楽しいかもしれないですね。
吹き戻し笛やシャボン玉も遊びの中で口の筋トレになるので、ぜひお試しあれ。

今日のまとめ
・言語発達遅滞の中でも発音不明瞭なのには口の筋肉の未発達も原因として挙げられる。
・体幹を鍛え、も鍛える。
・そして楽しみながら!ストロー、拭き戻し笛、シャボン玉がおすすめ★

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