知的・発達障害をもつ息子は小学4年生。
今日、ある記事を見た。
4歳の重度知的障害、1歳の軽度知的障害をもつお母さんが苦しんで苦しんで誰にも頼れなくて、ゴールの見えない育児に疲労困憊し、結果子どもに対して「死ねー」と暴言を吐き虐待してしまうという記事。自ら児童相談所に相談し子どもは一時保護されていると。
「周りの子は自分で準備ができる」
「言っても理解しない」
「毎日毎日同じことの繰り返し」
そうして「ゴールがみえない毎日」に陥ってしまう。
今までの研究でも、障害児が虐待を受けるケースは健常児よりも高いことが言われている。
知的障害・発達障害と虐待というのは複雑に絡みあっているのだ。
親子関係が築きにくい、愛着形成が難しい。そして、虐待によってまた愛着障害が生まれる。
だが、決してお母さんたちは子どもを愛していないわけではない。
子どもを愛さないお母さんなんていないよ。
お母さん、一人じゃないよ。苦しむ前に、まずは相談。
お母さんが相談することで、お母さん自身と子どもの命が救われる。
私も息子が幼少期の時はゴールが見えなかったけど、ちゃんと成長している。
我が家も行き詰まることはあるけど、そんなときこそ、「大好き」の言葉を子どもたちに言っている。
大丈夫。ケセラセラ<なんとかなる>。