知的・発達障害をもつ息子は小学4年生。
今朝の事件は「ティッシュin洗濯機」事件。
我が家の朝の家事分担は夫と子どもたちで洗濯を干すのが日課。皆が朝ごはんを食べ終わり、私がせっせと皿洗いをしていると洗面所の方から夫の声が聞こえる。
「今日の天気は晴れ時々雪で~す!!」と。
いやいや、今日は晴天。暑いし。…むむっ!!まさか。またやったか。と思って見に行くと、雪ならぬティッシュがはたかれて舞っている。また長男のポケットのティッシュが洗濯機に投入され洗われてしまっていたのだ。
見落とした…。がっくり。
こういうハプニングはよくあること。「もう~。」とつい発してしまうが、しょうがない。
あれは2年前くらいだろうか。
長男2年生の頃。ティッシュ事件で長男への説明について考えさせられることがあった。
ティッシュ事件を連発するため、私は長男に「ティッシュが入ると洗濯物がティッシュまみれになるから出してから入れてね。」と説明。
すると、長男は「(ティッシュ)出した!!」と自信満々に言う。
おお。一度説明してわかるなんてすごいじゃないか。と、信用して洗濯機のボタンを押す。が、しかし…、できあがった洗濯物はまたティッシュまみれ。
私「え!?ティッシュ入ってるよ!?」
長男「出した!!」
いやいや、出したらティッシュまみれにはなっていない…。
私「え!?どうやって出したの?」と長男に再現させる。
長男は確かにズボンからティッシュを出していた。
しかし!!ご丁寧にズボンから出したティッシュも意図的に洗濯機に投入していたのだ。
私のこの「ティッシュが入ると洗濯物がティッシュまみれになるからポケットから出して入れてね。」の説明。
きっと彼の中ではこの長文の前置き部分はちっとも耳に入っていなくて「出してから入れてね」が頭に残ったのだろう。
だから『ティッシュをポケットから出して、それぞれ洗濯機に入れた』のだ。
この場合、適切な例文はこうだ。
「ティッシュが入ると洗濯物がティッシュまみれになるよ。ズボンから出す。ズボンは洗濯機に入れる。ティッシュはティッシュケースに戻すね。」という説明が必要だったのだろう。
ティッシュ事件で長男への説明の注意事項を学んだ。
こどもに説明する時の注意事項
①『5W1H=いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように』に注意して話す。
②簡潔に説明する。一文を短くする。
③実際に行動で見せる。
④図式、絵や写真を使用する(視覚化)
さあ、それでも我が家は今朝のようにティッシュ事件が起こる。ただただ洗濯かごにいれたものを私が見落とさなければいいという話も一理あるが、忙しい時はパーといれてしまうこともね、、あるもんね。
このティッシュ事件に対し我が家では、散々①②③をやってきたので、今更だが④の視覚化のところで、洗濯機・洗濯かごの前に「ズボンからティッシュを抜き出す、ティッシュはケースに戻す」という絵を貼ろうかなと思っている今日この頃。